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zoom RSS 「失われたブリーフケース」の中身

<<   作成日時 : 2011/11/21 15:25   >>

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81年3月にポートランドで失われ、Octoberレコーディングに多大な影響を与えたとされ、2004年に本人の手元に戻されたボノのブリーフケースの中身。実際にボノに中身を返却した女性のうちの一人(Danielle Rheaume)のインタビューが先月の@U2に出ていました(あちらのアルバムも30周年ですし)。

なかなかどうして面白かったのですが、本体はかなり長いので、多少順番を入れ替えつつ、その要約を適当な和訳で。

返却したときのボノの反応は、最初はどこの変人が来たのだろう、あるいは金をせびりに来たのでは、といった体で警戒していたけれど、実際はそうではないと分かってからはとても親切だったの。

中身については、いくつかの物が残っていたけれど、一番謎だったのは青いノート。そこに彼の考えやアイデア、曲の歌詞が書かれていたの。完成された歌詞というわけではなく、アイデアとか、アイデアの進化の過程とでもいったらいいかしら。曲のタイトルとしてGloriaと書かれてはいたけれど、その歌詞はどこにも見あたらなかった。でもI Fall Downのようにもっと完成された歌詞もあったわ。ノートを失ってもこの歌詞はアルバムに収録されることになったのね。
Octoberを超えたアイデアもあったの。例えばSunday Bloody Sunday―a singleとの表現があるのと同じページにWarというメモがあった。My Father Is An Elephantという文字もあった。曲のタイトル候補の中にPopという文字もあった。彼が成し遂げた仕事のテーマの多くは、彼自身が覚えているかは別として、ずっと温められてきたものなのかな、と感じています。
ノート以外では、カレンダーやステージのダイヤグラム、モニターのスケッチ、ボノのビザ、アリからの手紙、住所録や電話番号のリストなんかもあった。そうそう、実際のブリーフケースは残っていなかったのよ。

これらの品々を返却する順番は私たちに決めて欲しいと彼は言ったの。クリスマスプレゼントを開ける子供のような顔をしてワオ!と反応してね。彼にとっても私たちにとってもシュールな体験だったわ。
面白かったのは自己紹介の練習に関するメモ。それを見た彼は一笑いした後、今も自己紹介が苦手なんだ、と言っていたの。

私は作家の卵だけれど、この件についてインタビューに応じてくれると約束してくれたの。実際2005年の公演の前にインタビューに応じてくれて。次に会ったのは360°ツアーのシアトル公演。バックステージパスを送ってくれたので顔を出したら、セレブがいっぱいいるバックステージでこの話をしてくれたの。そのとき、この出来事が彼にとってとても大切なことだったと心底分かって嬉しかったわ。
本を書く予定にしているので、今はインタビューの内容の全ては話せないけど、一部なら話せるわ。このインタビューでボノは
「このノートを見て、僕の心にわき上がったのはとても温かい気持ちだった・・・僕はヒエログリフが読めるんだよ。僕の手書きというのは、何というか片手落ちで、僕の書いた物を読んだ人はちょっと・・・今も、今もそのままなんだけど・・・ほとんどの人は僕が何を書いているのかさっぱり分からないんだ。でも、僕には分かる。ただ、これについてはあまりにも昔で!僕自身も読み返してみて何が書かれているのかよく分からなかった。でも、このノートがWarの先駆けだったことは分かったよ。ステージ衣装の絵はWarツアー用のものだった・・・ステージデザインの一部もそうだね。曲については、かろうじてごく初期段階のSunday Bloody Sundayのアイデアがあるのは分かったなぁ」
と言っていたの。
それについてSunday Bloody SundayとWarという表現がノートにあった、と指摘すると、彼は
「実を言うと、このノートが失われた結果、僕たちはOctoberに路線変更したんだ。それが実際に起きたことだよ。もしこの事件がなければ、そのままWarを制作していたと思う。これを見て、それを思い出したよ」
と言っていたわ。

このノートを見つけるまでは、アーティストというのは完成品がアーティストの意のままに仕上がることが出来る人種だと思っていた。でも、実際は違っていて、歌詞に関するメモや落書きのようなメモを通じ、彼がとても普通の人間であることに気づいたの。
それをボノに言ったことがあるんだけど、彼は「おいおい。何を言っているんだか。君は僕の書いたひどい内容を見て、『あいつに出来るんだったら私だって』って思ったんだろ」と私のことをからかったわ。

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